現在の施設内コース状況について
8mスタートヒル建設に関連した工事の影響により、日頃秩父滝沢サイクルパークをご利用されております皆様には多大なご迷惑をおかけしております。
間も無く日本初のUCI規格の8mスタートヒルが完成致します。歴史に残る瞬間をどうか見守っていて頂けますと幸いです。
現在は8mスタートヒルの工事からコースのセクションレイアウトへと工事が移行いたしました。
8mヒルの走路はコンクリート仕上げとなります。非常に安心感のある路面で、気候変化にも強くなっております。大雨でもしっかり排水されるようにU字溝が配置されました。
また、17〜18日の2日間に渡る緊急工事により、第1ストレートのレイアウト変更がされました。
コース部分に関しては5mスタートヒル側のストレートのみ仕上げております。
バーム手前のトリプルの大きさが8.5m→13mに変更されており、日本で最も大きいトリプルジャンプになりました。今後は微調整を繰り返し、多少小さくなるかもしれません。
土質に詳しい方はご存知と思いますが、滝沢サイクルパークの土は「赤土」がメインとなっております。
この土の性質上、盛土したばかりは非常に不安定で、水分を含むと「わだち」になってしまい、コース走行は不可能です。
では、どのようにすると固まるかというと「適度な湿り気の状態」で繰り返し転圧することにより硬く締め固まっていき、今までのような走行抵抗の低いカチカチの路面に仕上がっていくのです。
この状態に持っていくためには、コースコンディションマネジメントに非常に神経質になる必要があります。
今朝も残念ながら激しく降ってしまったため、終日クローズとなってしまいました。ご来場の際は天候や前日のTwitter投稿のコースコンディション写真も参考にして頂けますと幸いです。
トレーニングコースについては取り壊しの予定でしたが、どうにか残すことができました。ただし、シーズンオフ期間中にリニューアルを予定しております。レイアウトがガラッと変わる予定ですので、こちらも今のうちに沢山走り込んでくださいね。
ダートジャンプコースは、ご覧のように更地となりました…。
なんだか寂しいですね。
新しいコースを楽しみにしていて頂けますと幸いです。
新型コロナによる臨時休業や工事による規制など、ご来場の皆様にはご迷惑をおかけします。
もしコース整備のお手伝いをしてくださる方がいらっしゃいましたら、お声掛け頂けますと幸いです。
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